デパプリ感想を語るブログ

「デリシャスパーティープリキュア」の感想をと面白さの秘訣を語る専門ブログです。

映画感想追記

デパプリ映画について書き忘れていた項目があったので追記しておきます。

あの作品の主題は「ヒーロー」でした。

ケットシーとコメコメがそれぞれ、「ゆいのようなヒーローになりたい」

そう願った事が物語の主軸になっていた訳ですが、

 

そういう物語をやるとなった場合には

必ず入れなければならない要素があります。

 

それは

「ヒーローとは具体的に何なのか?どんな人なのか?」

ということ。

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第30話:おまつりわっしょい!やきそばマリちゃん!

脚本:谷畑ユキ

絵コンテ:小村敏明

演出:三家本泰美

「みんなでアイディア出しあって作った

焼きそばはー最高なんじゃーい!」

 

いやぁいいシャウトだったぁ・・(´∀`*)

「楽しさ重視の日常回」でこんな熱いクライマックスが見られるとは

思わなかったですね。

 

ここでちゃんとマリちゃんが力込めるのに合わせて4人も力を出していたところにも

この脚本演出の隙の無さが象徴されていたように感じました。

 

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29話:パラダイス!レッツゴー!クッキングダム!

脚本:山岡潤平

演出:河原龍太

あ~~~いいっすね~~~(^ω^)

これだよこれぇ!

「不思議な魔法の世界に来たらどんな楽しい事があるんだろう?」

 

それを楽しいアイディアと絵でたっぷりと見せてくれてました。

トリコのアバンタイトルと世界が繋がってんじゃないの?

なんて思いましたが、あながち外れてはいませんね。発想は同じなんですから。

 

そして、ちゃんと美味しそうに食べて最高にごきげんな笑顔を披露してくれる。

「わたあめの雲に乗って、山ほど掴んで食いまくる」だなんて

夢のある表現じゃないですか。

わたしも思わず童心に帰って喜んでしまいました。

ゆいの食べ方がダイナミックなところも非常に良いです!

 

これ、この回、お子さんは何回も見返したくなるのではないかと思います。

だって超楽しいですもの。

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デリシャスパーティ―プリキュア劇場版・「夢みるお子様ランチ」レビュー

最速上映に行って来ました。3年ぶりです。

≪注意・ネタバレレビューです。バレどころか詳しく解説する記事です≫

 

今回の映画の感想を一言で言うなら、

「細かな不満もなくはないけど、それでも100点!と

言いたい。そう言いたくなる、とても楽しい映画」

です。

 

以下に思った事を箇条書きにしていきます。

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第28話:力をみんなに!パーティキャンドルタクト!

脚本:平林佐和子

絵コンテ:佐々木憲世・深澤敏則

演出:飛田剛

はっはーー・・・

なるほどねえ。大したもんですね。

24話からずっとコメコメ&プリキュア一人ずつの絆と成長を描いてきたのは

この回の為だったわけですね。

改めて「しっかりしている脚本構成だな!」と思いました。

 

そうした「積み重ね」があるから、クライマックスまでに全員が活躍できる。

いや、「活躍させる事が出来る」。

コメコメを勇気づけるシーンに説得力を持たせる事が出来た訳です。

プリキュアの4人だけでなく妖精3人とブラペとマリちゃんも、

今回のクライマックスに全員が参加することが出来ていたのが

とても良かったですね。

 

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第27話:コメコメ大変化!らんのハッピー計画

脚本:伊藤睦美

絵コンテ:志水淳児

演出:ひろしまひでき

序盤に物語の芯を見せなかった事から

「ははーん、さては今回はユルい回だな。
とりあえずキャラが楽しそうにしてる様子は描けてるし、
自分が理屈ぶって何かを言うような内容ではなさそうだ」

 

と、思ってたんですが

 

「みんなと違う見た目であることを気にする」という

センシティブな内容を回避しつつ結構デリケートな内容に触れ出したところから

ちょっと見る目が変わってきました。

 

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第26話:ここねのやくそく!ピーマン大王への挑戦

脚本:金子香緒里

演出:土田豊

「お友達が出来て、お嬢様の世界は

どんどん広がっていきますねえ」

 

プリキュアの青の子は主張が少なくて空気になりがち」というイメージが

ありましたし、一時期はここねにもその懸念がありましたが

最近はちゃんと持ち直してくれたようで。あるいは作者にその気があるようで

とても安心しますね。

 

ここねの成長は「友達との付き合い方が分からない」から

次のステップに入った事が伺えますが、それでも彼女のテーマからは離れない。

とどろきさんの台詞はそれを象徴している訳です。

 

苦手な野菜を克服するために農業体験からやってみよう!

というのは

この回を思い出さずにはいられませんでした。

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