デパプリ感想を語るブログ

「デリシャスパーティープリキュア」の感想をと面白さの秘訣を語る専門ブログです。

ブログ概要と管理人について

本ブログは「デリシャスパーティープリキュア」の感想を語る専門サイトです。

デパプリがあまりにも面白く、元々は毎週FANBOXのブログ機能を利用して

思いのたけを書き連ねてきましたが、

ここまで毎週語る事が多いなら専用のブログを作るしかない。

そうしてできたのがこのサイトとなります。

 


【管理人について】
私はフレッシュ!からHUGっとの中盤までの時期、毎週の生活ルーティンのように
プリキュア感想ブログを投稿し続けてきていました。

10年以上やってきましたしちょくちょくボヤ起こしてましたから、
「ていおブログ」と聞けばご存じの方も居るかもしれません。

 

しかしあのブログはもうありません。

ある時期を境に私の目には「プリキュアは作風や主義が変わった」ように感じられ、
感想が語れないどころかやがて視聴自体が苦痛となってしまったために活動を終了し

ブログも閉鎖。以来プリキュアというタイトル自体を避けるようにしていました。

 

※ネガティブな感想を書くことが多くなってしまったことで、

「ケチ付ける事が目的で番組を見ているんだろう」と何度となく言われましたが

そんなわけがありません。当時の私はタイトルへの信頼と期待がどうしても

捨てきれなかったがために見続けてしまったのです。

 

ーいや、それは今思えば「自分が信じていた主義からは外れないで欲しい」と思う

下品な願望だったと思います。

 

作風が変わった事に気づいたにも関わらず執着をすぐには捨てられず、
それでも正直に語るをモットーは貫いてしまったために

主義や好みの合わない脚本演出に対しては配慮をしてなおネガティブな記事に
なってしまい、それに思い悩み、心が弱り、遂に折れたのです。

 

※私が挫折した作品であっても、楽しんでみていた方が多くいる事も分かっています。

だからそれらが悪い作品だったとは言いません。
単に作風が自分には合わなかった。それが続くなら、それが新しい時代の流れであって、
それに付いて行けないのなら無理してまでしがみつくべきではない。そう思ってブログを閉じました。

 

 

 

そんな私が今年に限って「ちょっと見てみようかな」と思ったのは、
私が3年前から描いているオリジナル変身ヒロイン漫画が正に
「お弁当・食べる事」をテーマにした作品だったからです。

www.pixiv.net

▲子供向けではなく、自分が好きな要素を詰め込んだ自分が思う理想の変身ヒロイン
として描いています。

 

自分の作品に似たテーマをプリキュアがやるのなら、
どんなものになるのか一応、一話だけ見ておこうか。そう思ったのがきっかけでした。


ところが蓋を開けてみたらこれが面白いのなんの!

 

■どういう作品にしたいのかというビジョンや訴えたいものが明確
■それを表現するためのアイディアが豊富、かつ分かりやすく描かれている
■人物の心情を感じ取れる描写が多いから内容が濃厚に感じるしクライマックスも盛り上がる
■ギャグもうまい

 

・進行が極めて上手。退屈になりがちな説明要素も、人物が全員生き生きと動いている

中に自然と入っているから退屈しない。

 

・料理がテーマらしく「食べる描写の幸せ感」「食べ物を粗末にしない」「手洗いの徹底」を描いている

 

・人物同士の信頼・絆が成り立っていく過程が非常に丁寧に描かれている
春映画が無くなって登場を急ぐ理由がなくなった事をうまく利用したところだと思いますが、

単に尺の問題ではなく、それを豊富なアイディアで描いて見せてくれている事が素晴らしいのです。


ローズマリーが「大人の立場でプリキュアを支える」存在としてちゃんと機能している
(そう設計されているのだから当たり前、と思うかもしれませんが、
当たり前のこと=誰にでもできる事とは限らないのです。)


・アクションパートもワンパターンにならず見せるアイディアがちりばめられている

などなど、とにかくどの方向から見ても隙が無く脚本演出が丁寧なんです。


作品自体のテーマと毎回のお話・人物の言動が綺麗に調和していて
意図が不明瞭なシーンや意味の薄い冗長な描写、キャラクターがチグハグな言動を見せる事もありません。

・どの演出、脚本さんも状況や心情をセリフで言わせずに「絵で伝える」描写が出来ている点も見逃せません。

「子供向けに分かりやすくするために敢えて説明台詞を使うようにしている」という脚本家さんも
いるようですが、そのような表現方法はキャラクターを操り人形のような活きの悪いものに
してしまいます。それを避けて生き生きとキャラクターを動かしつつも

子供の理解を助ける為のアイディアとしてナレーションを入れる

という発想は目からうろこというか、本当に素晴らしいと思います。


ここ数年のプリキュアさんがどうだったかは知らないのですが、
少なくとも本作は子供向けに全力でありながら、大人の視聴にも十分耐えられる話作りが
出来ていると私は感じています。

当初は斜に構えていた私も今や毎週の放送が楽しみで仕方がありません。
数年前に自ら放棄したあの楽しい日々がまた戻ってきたようで
ものすごくうれしいです。

 


とはいえ、作者が変われば別の作品。

私はもうプリキュアシリーズのファンではありません。

「デリシャスパーティープリキュア」あるいは
深澤敏則監督・平林佐和子脚本のファンになったばかりの人間です。

 

だから本ブログの活動期間はデパプリの最終回まで。
来期以降も続けていこうなどとは考えていません。

来期の事はその時になったら考えます。

 

偏屈な管理人ですが、記事のどこかに共感できる箇所がありましたら
1年間お付き合いください。一緒にデパプリを楽しみましょう。

 

1~5話の感想記事リンク

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