第11話:ジェントルーの罠!テストで大ピンチ!?
脚本:山岡潤平
絵コンテ:石黒達也
演出:武藤公春
※今週もあんまいいこと書いてません。楽しめた方にはごめんなさい。
あら!
本当にこの辺りサクサク進めるんですね。
「どうして勉強するのか」に答えを示して
「食い物に関しては興味津々」な二人に
「英語力・知識があればどんないいことがあるだろうか」と想像させて
勉強したくなるという描写は良いですね。
教育要素とキャラの楽しさが両立するのは
栄養のあるお菓子のようなものです。
しかし
今週も物語と呼べるほどのものはなかったですね。
・ジェントルーと拓海の筋書きを進める
・ジューシーミキサーのヤムヤム・スパイシー版を使う
監督構成からはこれ以上のオーダーは出されなかったのでしょうか。
ひょっとして次の山場まではこのノリが続くのかな?
詰まんない、とまでは言いませんが大分物足りなく感じました。
私の期待値が高いせいもあるのでしょうけど。
何しろ今回と同様と思われる低カロリー回でさえ
ちゃんと見ごたえのある物語に仕上がっている回もあるのですから、
どうしてもそうした過去と比較してしまいます。
※ ※ ※
「分断作戦=補習」というアイディアは筋書きを叶えるためだけの
仕掛けになっていて、これが
誰かの心の起承転結を作った訳ではなかったのがその理由です。
もっとも、今回はそうしたドラマを作ろうとする意志自体がなかったように
見受けられるし、作画があやうかったところを見ても、
高望みしないオーダーだったのかもしれません。
昔、「年中止まらない現場なのだから、
常に全力では現場が持たない・敢えてヌルい仕事を選ぶのも正義」
と、この業界で働く方から聞いたことがあります。
監督構成の意欲と実力は分かっているのですから、
いつかまた気合入ったドラマが見られる時が来るのを
当分はじっと待とうかと思います。
私は心にもない「感想」など書けませんから、心躍らなかった時には
そのまま正直に書きますがご了承ください。
※ ※ ※
詰まらないとまでは思わなかったのは、
キャラクターのコミカルな表情やリアクションが多く見られたお陰だったと思います。
分かりやすい見どころもあったし。
・・・これ、ナルシストルー君が大人の見た目だったらシャレになってませんね。
見た目って大事ですねえ・・
そして
「操られていた上レシピッピを苦しめる事を嫌っていた。」
となるとこれ、味方に転じるのにほとんど支障がなさそうですね。(゚ω゚)