12話小さじ一杯の希望!ジェントルーの本当の心
脚本:平林佐和子
演出:篠原花奈
絵コンテ:佐藤照雄
「大分急いだんだろうな・・」と感じました。全体的に。
今回のエピソードの肝は
「あまねのレシピッピ、お料理に対する愛情の深さ」と
「それをプリキュアたちが知り、共感する事」。
それが、これまで交流の殆どなかったあまねのためにプリキュアが行動し
本気で戦う理由になっていたわけですが、
それをこれまでの描写の断片と今回だけで描くにはちょっと窮屈に感じました。
平林さんのこれまでの話の組み立てを見るに、
本当は今回のクライマックスを迎える前に
プリキュアがあまねに深く立ち入る過程をやりたかったんじゃないかな・・・
そう思いました。
その過程なしに「友達になりたい」と言わせたのはちょっと無理を
押したように感じました。
(食べるの大好きらしい、レシピッピが見えるらしい、だけでなく
相手の人柄を知り、魅かれるという過程が無ければそのセリフに共感は
呼べないのですから。)
※ ※ ※
12週も失ったんですもんね・・
それまでにやりたいこと・断念せざるを得なかったシーンは当然
沢山あった事でしょう。
この構成で作者の皆さんが満足しているとは私は思いません。
急ぎ足で「筋書きを進める」事への悔しさの方が大きいとしても
不思議ではないでしょう。
とはいえ、そんな尺が苦しい中でも
この「自分が操られたらどれほど辛いだろう」と考えるパートが
入っていたところはさすがだ、と思いました。
「ジェントルーに関わっていく方針は決まっていた」にしてもそれは作者の都合。
そこへむけて急に話を進めるのではなく人物と視聴者がちゃんと付いてこられるように
感情の道理を通す気遣いが見られたところは、
「やっぱりちゃんとしてるよな」と思いました。
※ ※ ※
あ、でもひとつだけ。
少し前からずっと感じていた事ではありますが今回もまた
「このお話、ゆいだけでも成立できたよな・・」と思ってしまったのが
気になりました。
ここねとらんの物語へのかかわりは同意と付き添いにとどまっており
「3人で物語を動かしている」印象がありません。
とくにここねは主張が少ないため添え物感がより強くなっています。
過去にも人数が多すぎてメインキャラ以外のプリキュアがモブや戦闘員で
終わってるなんてことはちょいちょいありましたが、
3人しかいないのにこの状態になってしまっているのは残念です。
なんだったらここねよりローズマリーのほうが物語への影響が大きくなっちゃって
ましたよね。
ーこれも、トラブルが収まった暁には解決してくれるでしょうか。
監督構成がこれに気づいていないとも思いませんし、
この点もしばらくは信じて待ちたいと思います。
゚・*:.:♪*・画像でコメント※公式ネタバレの話もします。゜゚・♯*:.。. :*・゜
拓海君はーどういう事なんでしょう。やっぱ関係者?けどマリちゃんの事は知らない。
セット前のゆい。思った以上に野性味あふれるヘアスタイルですね(゚ω゚)
最終的にどこまで行くんでしょうね。
中学生女子が一日に摂取するカロリー量を超えるのかどうか。
ツイッターで画像拾ってる最中に見つけたんですけどこれ・・ええ・・・
はやいっすね。
デザインはかなり好み。
エプロンだけはちょっと・・なんだったら無い方がいいんじゃ・・とは思いますが
この夏登場と言ってますからあと4~8週間?
ここ数年のプリキュアの情報タイミングを知らないのですが
・・なんか、アッサリ出しましたね。
制作中断でこの辺りのリリースも戦略変更を余儀なくされているのかもしれませんね。