デパプリ感想を語るブログ

「デリシャスパーティープリキュア」の感想をと面白さの秘訣を語る専門ブログです。

第36話:きらめくグルメ・エモーション!

脚本:山岡潤平

演出:横内一樹

うん。

 

・・・うーん?(^ω^;)

 

ここねに続いてらんの決算回。サブタイにもその意思表示が見られますね。

これまでの彼女の物語の発展と結末が分かりやすく描かれていました。

コンパクトながらまとまりも良かったと思います。

 

 

けどなーんか、モヤっとした気持ちが残ったんですよねえ。

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35話:ここねとお別れ!?いま、分け合いたい想い

脚本:伊藤睦美

演出:土田豊

「気が付けば、大切な人が沢山出来ていた。」

「遠慮せずに、自分の想いをはっきりと言う。」

ここねの「これまで」が詰まった決算回でしたね。(もうそんな時期なのか‥)

 

今回のお話は、

これまでにプリキュア仲間、クラスメイト、家族、それぞれとの交流と

ここねの成長を描いてきたからこそ出来たものですよね。

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33話:すすれ!ちゅるフェス迷子のうどんを探せ!

脚本:永井千晶

絵コンテ:村上貴之

演出:岩井隆央

いや上手いなあ今週もまた!

くまモンの存在感と愛嬌を適度に出しつつ

・らんとメンメンの物語を主軸にしつつ

・メンバーみんなに活躍の機会を用意する

 

そうしたオーダーを、ただ要素を出して並べるだけでは終わらせず

ちゃんとその魅力が発揮されるように知恵が使われていました。

 

例えるなら、麺とスープと具を順番に食わされる手抜き料理ではなく

ちゃんと麺にスープが絡む「料理の妙」が感じられたといいますか。

 

【物語】

「ヤムヤムが動けないときはメンメンが動いてくれた!」

「メンメンが動けないときはヤムヤムが頑張る!」

ふたりの関係をラーメンに例えるというのは実に彼女たちらしい。

 

バトル演出も「のびて使いものにならなさそうな麺を、

らんのアイディアで別の用途に使う」という、お話のテーマに沿った

内容になっていました。

 

レシピッピが行方不明なせいでフェスティバルが失敗に終わってしまう危機!

だけどらんはラーメン屋の娘として準備を手伝わなきゃいけない。

だから、メンメンとみんなが協力することになる。

 

レシピッピや麺占いでパワー切れなどの新設定が急に追加されてましたが

そこに違和感はなく、物語の主題が分かりやすく引き立つ役にも立っていました。

この最初のトラブルの原因をブンドル団にしなかったのは何というか、

頭が柔らかいなーと思いました。

 

この脚本も「感じた事のないタイプだけど、誰だろう?」と思ったら

やっぱり私は知らない人でした。

本当に・・上手い人が次々参加してくるじゃないですか。どうなってんだ。

 

 

 

あまねがラーメン屋ののれんをくぐる際にためらう様子を見せていたのは

最初「え、なんだ?」と思ったんですが

そうか、これだ。

もう半年も前の事なんで忘れてましたが、

あまねがらんの家に行くのはこれが初めてか・・

 

いや、本当に隙が無いなぁ・・

誰の指定か分かりませんが、作品におけるキャラクターの活きの良さというのは

こういう、作り手の人物描写に対する集中力が物を言うと思うんですよね。

 

改めて素晴らしい創作姿勢だと思います。

入店をちゅうちょするあまねの手を取るらんらんも良いですね。

あまねの心を救うのは彼女にしか出来ないはずですから。

 

そんならんのピンチを、あまねが率先して助けようとするのが

分かりやすくエモいじゃないですか。

 

その辺を演出が特に強調する事もなく「いつもの事」かのように

描いているところも私の好みでした。

 

強いて不満をいうなら、ここねのこのシーン、もうちょっと彼女の

かわいさや魅力が引き立つアイディアが欲しかったな・・ってとこでしょうか。

 

 

あとアレね。

意図してそうしてるんだとは思いますが、敵サイドに元気も魅力もないのが

大分物足りなく感じます。

 

あまり好感が持てないロボと女幹部が一人だけって・・

番組はまだ中盤なのに随分と寂しいじゃないですか。

なんか、社員が逃げまくって潰れる寸前の零細ブラック企業みたい。

 

ヒーロー番組たるものやっぱり、敵が魅力的でないと今一つ

ヒーローも引き立たないかなって。

 

それでも面白いからまあ、そんなには気にならないんですが。

31話:おいしーなタウンの休日プリンセスゆい!?

脚本:平林佐和子

演出:門由利子

おーーーーーーーー!?

ブンドル団が出なかったぞ!

随分と挑戦的じゃないですか!!(*゚∀゚*)

 

以前もここねをお姫様抱っこして運ぶシーンはありましたが

今回は完全にプリキュアの力を「人助けの為だけに」使ってましたね。

 

しかもそれがただ「挑戦的な事をしたった!」という作者の自己満足だけで終わらず

ストーリーや演出も作り込まれていて、ちゃんとその挑戦の意味が感じられる

内容になっていました。

 

いや今週も見事だったなぁ・・・

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映画感想追記

デパプリ映画について書き忘れていた項目があったので追記しておきます。

あの作品の主題は「ヒーロー」でした。

ケットシーとコメコメがそれぞれ、「ゆいのようなヒーローになりたい」

そう願った事が物語の主軸になっていた訳ですが、

 

そういう物語をやるとなった場合には

必ず入れなければならない要素があります。

 

それは

「ヒーローとは具体的に何なのか?どんな人なのか?」

ということ。

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