デパプリ感想を語るブログ

「デリシャスパーティープリキュア」の感想をと面白さの秘訣を語る専門ブログです。

やっぱり「好みが近いから」

このブログを立ち上げた理由にも書きましたが、

私がデパプリにハマっているのは

ヒーローの見せ方・物語の作り方が自分の好みとかなり近いからなのだと、

18話を見て改めて感じました。

 

それは主に三つ。

「変身・戦うことに確たる理由があること」

「敵の役目とありかた」

プリキュアでなくても戦う」

以下に具体例を挙げて「作り方と主義の似てるところ」を述べます。

▲主役の大切な想いを否定する

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18話:パフェになりたい!輝けキュアフィナーレ!

脚本:平林佐和子

絵コンテ:小川浩治

演出:飛田剛

はえーーー(゚∀゚)

よかった。想像してたよりもずっと。

正直、私は期待してなかったんです。期待が出来る訳が無い、と思っていたから。

だってあまね再登場まで文字通りずっと退場してたんですよ。

それがポッと戻ってきてすぐに「満を持して」になるわけがない。

 

それなら「ちょっと遅れて4人目が登場するだけのことだろう」
と思っていたし、実際そうでした。

 

だけどそれでもクライマックスに至るまでに不足はなかったし

プリキュアになりたいという意思」をしっかり見せてから変身シーンを迎えてくれて

いたところはやはりしっかりしているな、と思いました。

 

今回のお話を分かりやすく、

要点を切り取って振り返ってみましょう。

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17話:4人目のプリキュア!?あまねの選択

脚本:金子香緒里

絵コンテ:村上貴之

演出:佐々木憲世

なるほどね。4人目登場に先立って、今回は

あまねの「料理を愛する心、それで人を幸せにする行動が出来る」姿を

描いたわけですか。

そして責任感が強いゆえに、プリキュアに誘われてもお断りすると。

「料理で人を救う」具体的表現も、分かりやすくて良かった。

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16話:らんらんって変?肉じゃがとウソ

脚本:山岡潤平

絵コンテ:貝澤幸男

演出:ひろしまひでき

おー!?(*゚∀゚*)

良い!いいぞ・・・

かねてより「担当回キャラ以外の存在感が無い」お話作りに苦言をしてきましたが

今回はちゃんと3人で物語を動かしている様子が見えました。

 

主題もなかなかデリケートでありながら、

必要以上に深刻にせず、誰も悪者にせず、スッキリした視聴後感に

なるように脚本演出の配慮が見られたことも良かった。

 

中盤以降は「そうそう、それだよ!」なんて頷きながら見ていました。

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15話:ドキドキ!ここね、初めてのピクニック

脚本:伊藤睦美

絵コンテ:佐藤道拓

演出:武藤公春・山本隆太

人物全員が生き生きしていて魅力的。

小さな物語の起承転結が楽しい進行で飾られていて、

視聴後感も爽やかでよかったです。

 

ここ何回か「ここねの存在感の無さ」を指摘していましたが、今回は正にここね回。

彼女のらしさや心情が感じられる脚本演出はなんだか安心感さえありました。

 

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14話:初恋ってどんな味?恋するキモチと拓海の答え

脚本:永井千晶

絵コンテ:小村敏明

演出:岩井隆央

おお~~~いいぞお。

キャラクターの活きが良いうえ

料理と、そこに込められた「想い」の物語が描かれていたことで

デパプリらしい一話に仕上がっていました。

 

 

ともえが拓海に恋した理由がちゃんと「料理に関する思い出」になっている。

それをナルシストルーに奪われる事で戦う事に道理が通る。

 

 

物語を構成する要素が意味あるものとして繋がっています。

(「思い出はみんな違って、みんないい」という主張自体はよいと思いますが、

それが今回の主題にどう繋がるのかはちょっと分かんなかったです)

わ、「私」wwwwwwはwwwwww

ブラックwwwペッパーwwwww

プークスクス(゚m゚*)

 

あの衣装自体恥ずかしがってた彼がww

「何て名乗ろうか」とか「一人称私にしよう」とか考えてたのだと思うと

もう楽しくて堪りませんね。

ああ、私は君のような少年が大好きなんだ()

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13話思い出を守れ!明かされる拓海のヒミツ

脚本:金子香緒里

演出:志水淳児

あらあらあら。

先週までの様子を見て「しばらくは期待値を下げるのもやむなし」と思ってたんですが

今週は良かったじゃないですか。

 

過去話や説明が多かったですが、今回の脚本演出さんは指定された条件を

キャラに言わせるだけでなく、そこにちゃんと人物の心を描いてくれていました。

 

・「ゆいは戦わされているのかもしれない」という思いと

それに対するローズマリーへのいら立ち。(ゆいと仲良しな嫉妬心も伺える)

 

・幼少期の思い出と、拓海がゆいのどんなところに惹かれているのか伺えるシーン

 

・お父さんから不思議な力を託されて「いざという時はいつなのか」悩み

クローゼットにしまわれた恥ずかしい衣装への抵抗感も見えるシーン

 

・ゆいが自分の意志で食べ物と幸せのために戦っているのだと知って

デリシャスフィールドに飛び込むシーン。

 

拓海君のお年頃な「想い」がいろんなところに感じられたのが良かった。

そこに全く無頓着なゆいとのギャップは定番ながら、いや、定番だからこその

楽しさがありますね。

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