第21話:この味を守りたい・・・!らんの和菓子大作戦
脚本:山岡潤平
絵コンテ:西村聡
演出:河原龍太
はえええええええええええええええ(*゚∀゚*)
こりゃあたまげた!内容としては「ふつうの日常回」。
だけどむちゃくちゃ見ごたえがあってケチの付け所が無い!
極上の「普通の日常回」って感じでしたね。
いやいやいや・・やっぱ今年のプリキュア見ててよかったわ・・・
前回のここねxあまね回の次はらんxあまね回。
「らんの食レポ店巡りにあまねの個性が入って変化が生まれる。」
そういうコンセプトが素直に表現されていました。
「キュアスタにまたイートインを掲載するようになった」
というのは「あ、そりゃそうか」と思いました。
もう対策する必要が無いですもんね。
そこでジェントルーの話をしたりしないあたりはさり気なく気が利いてますよね。
大人なあまねと素直ならんの性格の違いが引き立つ様子も見られて
ドラマに波も出来ていたし、その性格の違いをここねとゆいが取りなす形で
だれも空気にならずみんながお話に参加する構成になっていました。
それからも らんは はごろも堂が閉店して欲しくないという思いを
行動で示し続け、お店の人の話を聞いて
「思い出」が残ってくれることが望みだと知る。
そこへ現れるナルシストルー!
店主の大切な「思い出」が奪われた!(゚∀゚)
さあ大変だ!
これは許されない!!ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
ああ~~~~、すべてが定石通りながら胸がキュンキュンするほど
見ていて楽しい、完璧な構成!
みんなが都合よく店の前に集合しているという進行上の都合さえ、
「あまねがらんを心配してたから」という事にして違和感を消した上
仲直りのきっかけにもしてしまう機転の利かせ方!
これ考えたの脚本?絵コンテ?
うますぎかよ!!!
えーーーーーーーーΣ(゚д゚lll)
こわいこわいこわい!
マリちゃんのお陰で絵的には怖くなかったけど
やろうとしてることを想像したらゾッとするわよ!!!
北━━☆゚・*:。.:(゚∀゚)゚・*:..:☆━━━!!
イーッヒッヒッヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
良かったなブラペ君。
私は彼の気持ちを想像するだけで暫くご満悦状態になれますわ。
そしてバトルは「ヤムヤム、はごろも堂を思う気持ちは私も一緒だ!」
という言葉で勝利演出へ。さり気なくプリキュア伝統芸「もちあげ」も披露。
バトルの一番の山場に物語の転が来る、ヒーローモノとして理想的な構成です!
物語の〆は「店の営業を守る事ではなく、店主の想いを守り、語り継ぎ、残す事」
らんは食レポの特技ではごろも堂の「思い出」を「残す」。
お話は店主の「ありがとう」で終わる。
本当に、頭の先から尻尾まで全くケチ付けるところがありません。
「食べ物がテーマのプリキュア」「全員が活躍する事」
「らんらしさ」「あまねらしさ」「らんxあまねの絆を深める」
「食べ物の思い出を奪う敵という設定」「楽し気な絵がいっぱいある事」
▲ついでにコメコメがまたでかくなる
今回のお話に必要な要素を全て網羅した上で、物語としても
綺麗にまとまっている・・・なんだこれ!
西村聡さんですか。また覚えておかなきゃいけない名前が増えましたわね・・
そんなカンペキな本編からの後期EDですか。
そりゃ見惚れますわ。
「よかったわー・・」なんて物語を振り返りつつ美麗な映像に
うっとり酔いしれてました。
プリキュアのドヤ顔にもなっとく。ああ、こんだけいい話見せてくれたんだ、
好きなだけドヤってくれ。
スパイシーちゃんのヘンテコポーズさえなんかカッコよく見えますわ。
風で髪が揺れるという演出がありましたが、これ私は従来には見た事が無い
演出だったと思います。(ブランクが3年ありますが)映像技師さんの
新技術でしょうか。